【初心者向け】CTR?CPL?デジタルマーケティングで最初にチェックするべき「KPI」 7選

マーケティング

マーケティング用語には横文字や短縮言葉が多く何を言っているか分からず困った経験はないでしょうか?CTR?CPL?など分析に使用する指標も非常に意味が分かりにくいものが多くあり、会議中に何度もGoogleで意味を確認した経験がある方も多いのではないかと思います。

今回はそんなマーケティング専門用語の中で絶対にマーケターが押さえるべき以下のKPI(キーパフォーマンスインディケーター)を説明していきます。

PV(Page View = ページビュー)
UU(ユニークユーザー数)
Impression(インプレッション)
Frequency(フリクエンシー)
CTR(クリックスルーレート)
CPL(コストパーリード)
CPA(コストパーアクイジション)

そもそもKPIとは?

「KPI」とは「Key Performance Indicator(キーパフォーマンスインディケーター)」のことで重要業績指標と訳されることが多いです。
事業目標を達成するためには達成までの過程を細かくわけて、達成していく必要があります。この一つ一つの目標のことを「KPI」と言います。

PV(Page View=ページビュー)とは?

PV(Page View = ページビュー)とは「Webサイト内で表示されたページ数」です。「webサイトの訪問者が見たページ数」と言い換えることも出来ますね。
PVのカウントは非常に簡単です。例えばこのサイトに訪問した方が別のページをみて合計10個のページを遷移した場合PVは10となります。

UU(ユニークユーザー数)とは?

よくPV(Page View = ページビュー)と混同されるのかUU(ユニークユーザー)です。
何が違うのでしょうか?

PVが「Webサイト内で表示ページ数」だったのに対してUU(ユーザー数)とは「Webサイトにアクセスしたユーザー」をカウントしたものです。
例えば、一定の期間中に1人のユーザーがWebサイトを10回訪れた場合、UUは1、PVが10になります。

Impression(インプレッション)とは?

広告出稿に使用するKPIです。
Impression(インプレッション)とはターゲットとしているオーディエンス群に「何回広告が表示されたか」を表す指標です。

Frequency(フリクエンシー)とは?

こちらも広告出稿の評価を行うための指標です。
Impressionと少し似ていますが、Frequency(フリクエンシー)とはターゲットとしているオーディエンスに「何回同じ広告が表示されたか」を表す指標です。
例えば、あるマーケティングキャンペーンにおいてFrequencyが1以上である場合、すでにターゲットオーディンスには一度は自社の広告が表示されたことを意味するのでキャンペーンを停止することを検討する時期と言えるかもしれません。

CTR(クリックスルーレート)とは?

広告出稿だけでなく、Emailの成果指標にも使用されることがあります。
CTR(クリックスルーレート)とは「広告バナーやEmailをターゲットがクリックしてくれた割合」です。
少し例を見てみましょう。例えば、広告出稿時のImpressionが1000impでそのうち100が広告先のLPへ遷移した場合、CTRは100÷1000で10%となります。
この10%という数字を過去のキャンペーン結果などと比較をすることで今回のキャンペーンが良いのか、もしくは改善を行う必要があるのかを検討する指標とすることができます。

CPL(コストパーリード)とは?

広告出稿の指標でよく使用される指標です。特にBtoB企業に勤めている方が気にする指標です。
CPL(コストパーリード)とは「1件のリードを獲得するのにいくら費用を使ったか」を示す指標です。リード獲得単価と言うことができます。
このCPLはマーケティング施策や扱う商材によって平均単価が異なるため、非常にBtoBマーケターを困らせる指標になります。
過去のキャンペーンデータを比較のために引用してもなかなか同一条件での比較が出来るデータがそろわないためです。
仮に同一条件での比較が出来ない場合でも、何かしらの根拠をもって自分なりのロジックを構築し、社内に説明することが多い指標になります。

CPA(コストパーアクイジション)とは?

CPA(コストパーアクイジション)とは「1件のリードを獲得するのにいくら費用を使ったか」を示す指標です。リード獲得単価と同義でありCPL(コストパーリード)と言う方もいます。CPLとCPAは同じ意味ですので相手がどちらを使うかによって、使い分けてあげると親切ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?マーケティング用語は専門性が高いため、最初は中々とっつきにくい部分もあります。ただ私の経験上、業務で頻繁に使っているうちに自然と身につくものだと思っています。是非、めげずにどんどん口に出して仕事に使って見てください。